オイシックスの放射能検査体制
2011年3月11日の東日本大震災の影響で、福島原発に甚大な事故が発生してから半年以上が経過しました。
福島原発問題は未だに解決の目処がつかず、爆発の際に拡散し、今もなお周囲を汚染し続ける放射能についても大きな不安を抱く生活が続いています。
放射能は目に見えない分、汚染されているか否かをチェックするのは非常に難しく、特に食物から放射能を摂取した場合の内部被爆が懸念されています。
厚労省では、このたびの福島原発問題に対し、飲食物摂取制限に関する指標を提示しましたが、国の暫定基準の妥当性には不信感があるとする意見が多く、家庭では食の安全性が切実に求められています。
そのため、最近はオイシックスをはじめとする食材宅配業者を利用する家庭が急増しており、食材宅配業者では独自の放射能検査体制を取り入れ、安全な食材の宅配に努めています。
放射能検査方法のメリット・デメリット
放射能の検査方法はいろいろありますが、大きくわけると、外部検査機関に商品の一部(サンプル)を検査してもらう『サンプル抜き取り検査』と、食材宅配業者が自社ですべての商品を検査する『全アイテム検査』の2種類に分類されます。
サンプル抜き取り検査はプロの検査機関に頼むため、放射能の値は0.1ベクレル単位まで調べることができますが、その一方で、サンプル以外の商品から基準値以上の値が出ていても見逃してしまう可能性があります。
また、検査に長い時間がかかってしまうため、検査品目が限定されたり、商品流通後に検査結果が出てしまうなど、いくつかのデメリットが挙げられます。
一方の全アイテム検査は、すべての商品を検査するのでかなりの労力を要しますが、そのぶん検査時間が短時間で済むこと。基準値以上の商品の出荷リスクを防げることなど、多くのメリットが挙げられます。
検査方法は食材宅配業者によって異なりますが、放射能検査体制を徹底している業者では、2つの検査方法を同時に実施しています。
オイシックスの放射能検査体制
放射能検査態勢を導入している食材宅配業者は数多く存在しますが、中でも徹底した検査を行っているのが大手食材宅配業者の『オイシックス』です。
オイシックスでは、自社による全アイテム検査を商品流通前に毎日実施している上、外部機関にも定期的にサンプル抜き取り検査を委託。
自社での検査には『コンタミネーションモニタ』や『シンチレーションサーベイメーター』『放射性同位体同定システム』など最新の機器を使用しており、信頼性も高いところが特徴です。
検査対象についても、他社が青果・加工品の一部のみを対象としているのに対し、青果・乳製品・卵・鮮魚・精肉の全品目と加工品の一部を対象とするなど、幅広い検査を実施。
また、検査基準は大手食材宅配業者の中でも唯一震災前の国の基準に準拠しており、福島原発事故以降のあやふやな国の暫定基準に左右されることなく、常に安心・安全な食材の提供を目指しています。
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